menue life(商品同梱紙)で連載中!
ごっちゃんのコラム集



menue life(商品同梱紙)で掲載してきた
シューフィッターごっちゃんのコラム内容をご紹介!
靴や足の事を知るきっかけになれば嬉しいです♪

Vol.15 足の左右差がある場合の対処法

「足のサイズが左右で違う」というのは珍しくありません。顔も左右で微妙に違うように、足も左右で微妙に違います。もし普段片足だけきついな、緩いなと思っている方は是非対処法を読んで試してみてください。


調整する前の準備

①実際に足サイズを簡易的に測ってみる
足長・足幅・足囲のサイズを測ります。足の測り方はこちら

②オンラインでサイズを選ぶ
計測した足サイズを元に大きい方のサイズを選ぶ
例えば、左足:23.5cm、右足:23.0cm であれば、23.5cm の靴を選びます。

③購入商品が家に届いて、両足を履いてみる

④歩いてみてサイズ感をチェックする
■きつい所がある場合
大きい方の足に合わせてサイズを選んでいるので、靴のサイズ自体が合ってないことになります。

■小さい側の足で緩い所がある場合
パンプスやスニーカー、ローファーなど靴の種類や緩い箇所によって対処が違います→ 靴別のサイズ調整法へ



靴別のサイズ調整法

パンプス・バレエシューズ - 履き口に入れるインソールで調整-
大きい足のサイズに合わせるので、足長や足囲、足幅のサイズが合わず、 履き口が緩くなることが大半。そのためハーフインソールを入れてサイズ を調整するのがおすすめです。
ここで大事なのは、指の付け根を中心としたハーフインソールで調整する こと。つま先まであるインソールタイプや全面インソールを入れてしまう と、逆に踵が浅くなり脱げやすくなったり、つま先がインソールで上がっ てしまい、指周りが窮屈になるので注意が必要です。

スニーカー - 紐の締め具合とインソールで調整-
少しの緩さであれば、紐をキツく締めることでピッタリします。
②紐をキツく締めても、歩いているときに靴の中で足が前後に動いてしま う場合は、インソールで調整します。この場合は、元々入っているインソー ルが外せるタイプならそのインソールを外して、厚みのあるインソールを 入れるのもいいですし、元々入っているインソールの上から追加で入れるのでもいいです。調整したい厚みに合わせるのがベストです。

ブーツ - インソールで調整-
パンプスやバレエシューズと同じように、足長や足囲、足幅のサイズが合わない、そして足囲から甲周りが緩くなり、歩くと靴の中で足が前後に動いたり踵が浮いてしまいます。それを調整するためにインソール(踵から指の付け根くらいまで)を入れます。甲が高くなるので、ブーツの甲に足の甲が当たりフィットします。

調整すると調整しないとでは、歩き方や足への負担など大きく変わってきます。是非お試しいただければ幸いです!何か困ったことがありましたら、カスタマーまでご質問くださいませ。

『ブランドや靴の種類によってサイズ感が異なる理由』
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