お客さまレビューがきっかけで驚くほど生まれ変わった幅広ローファー

お客さまからのレビューをきっかけに、リニューアルを決意した幅広ローファー。一体どんなレビューが多かったのでしょうか...？また、レビュー内容・社内幅広スタッフ・デザイナーからのあらゆる意見を洗い出してまとめ、こだわったポイントがこの1足の中に詰まっているので、最後まで読んだら思わず欲しくなっちゃうかも....？

お客さまからいただいたレビューが.....

貴重な情報源であるお客さまからのレビューにはとても敏感で、定期的にチェックするようにしています。その中で、満足いただけていなさそうな商品を発見...！「硬い。靴擦れする。」「ヒールのすり減りが早い」「踵が痛い」などのようなご意見が...。お客さまのご意見を参考に、「これは商品を見直してリニューアルしよう....！」となり、デザイナーチームは早速動きだしました。

もう硬いとは言わせない

レビューに一通り目を通した後、それぞれの改善ポイントを下記のように考えていきます。
・硬い＋靴擦れする→アッパー(生地)をやわらかくする
・踵が痛い→踵クッションはなくし、踵カウンターをやわらかいものに変更
・履き口の隙間が気になる→ラスト(靴を作る際の型となる木型)を修正する、履き口のシルエットも修正

幅広商品を作るにあたり貴重な社内の幅広スタッフの存在

やわらかさを追求しすぎると、型崩れしたり見た目にぼてっと感が出てしまい、デザインの良さと履き心地のちょうどいいバランスを決めるのに苦戦... 全体をやわらかくしたいけれど、さじ加減も難しくなかなかうまくいかないことも。

試着6回、修正4回。納得いくまで何度も。

サンプルが届いたら試着をします。少しでも気になるところは見逃さず意見を出し合い、修正点をまとめ、手書きで工場に依頼します。やわらかさ、履き心地に納得がいくまで、計6回もの試着と修正を重ねました！

改善内容はとことん改善したいが故の壁にぶち当たる

レビュー内容を改善するならば丁寧にしっかりと改善したい...という思いが強いが故に壁に当たってしまうことも...例えば、つま先を華奢にしたくて厚みを減らしたが窮屈になってしまった....。足長を既存商品より少し伸ばしたけれど、足が大きく見えてしまうなどなど。ほんの数センチ、数ミリの調整で、仕上がりは大きく変わってきてしまうので、デザイナーの鋭い観点できっちりチェックしていきます。

たくさんの工程と時間をかけ、ようやく出来上がった1足

社内の幅広スタッフに、「これ良いね！」と言ってもらえるまで修正を重ね、何度も話し合い、ようやく出来上がったローファー。発売してからそこまで経っていないのでレビューもまだありませんが、リニューアル前のものを履いていた方や、幅広のやわらかい靴を探している方など、一人でも多くの幅広さんに是非履いてみてほしいです。デザイナーと幅広スタッフが連携して生まれ変わった、幅広さんのお悩み解決ローファーです。

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