痛くないサンダルの選び方


夏になり、サンダルを手に取る機会も増えてきましたね。
やはり気になるのは「痛くない」「疲れない」「歩きやすい」サンダル選び。季節柄、サンダルは素足で履くことが多く、靴擦れが起こりやすくなってしまいます。

せっかくおしゃれして出かけた先では「痛み」「靴擦れ」に悩まずに過ごしたいもの。 靴擦れのリスクをなるべく減らして、快適に履けるサンダルを見つける方法について特集します。


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サンダルが痛くなる3大原因

「痛み」「靴擦れ」の対策をするためには、まずトラブルの原因を知ることが大切です。よくある「痛み」の原因、思い当たる方も多いのではないでしょうか?


原因1硬い素材・縫い目が当たる

おしゃれで素敵なデザインであっても、素材が硬いと、足に痛みを感じやすくなります。
例えば、ストラップや履き口は、肌と摩擦が起こりやすい部分。長時間履いていると、歩いたり動いたりするたびに足を固定するストラップが食い込んで、肌を傷つけてしまうこともあります。

また、異素材を組み合わせたデザインのサンダルや、細いストラップが連なっているサンダルの縫い目も、足に当たると靴擦れを起こしやすい部分です。

サンダル

特に気をつけたいのは、足がむくみやすい夕方ごろ。
足がむくんでしまうと、伸縮性が乏しく硬い素材がますます足に食い込んでしまう…という事態も。日中は普通に過ごせていても、夕方頃になって靴擦れが気になってしまう場合もありえます。

かといって外出の途中で靴を脱ぐわけにはいきませんから、家に着くまで痛みに悩まされることになってしまいます。


原因2サイズが足にあっていない

サイズの合わない靴を履くと、歩くたびに足に負担が掛かってしまいます。
大きすぎるサイズ、特にヒールがあるデザインの場合は、足が前滑りしてしまいがちです。
前滑りしてサンダルと足が触れる箇所に特に強い力が加わると、靴擦れしやすくなってしまいます。

靴擦れ以外にも、歩いていて足が動きすぎる(脱げそうになる)と、足に余計な力も入ってしまうので疲れやすくなります。さらに、バランスを崩したり躓いたりして転倒してしまうリスクも。

サンダルのフィッティングのポイント


POINT1足首や甲がフィットしているか?

踵が隠れているタイプのサンダルの場合は、踵を合わせた状態で、足首や甲部分がフィットするかどうか確認しましょう。ベルトや面ファスナーなどが付いている場合は、それらで調整できるかどうかも合わせてチェックしてください。

POINT2歩いても足が前後左右に動くことはないか?

逆に、圧迫感もないですか?歩いていて足が動きすぎる(脱げそうになる)と、余計な力も入り疲れやすかったり、つまずいたりするので、そういった時はサイズが合ってないと判断します。

POINT3当たって痛いところはないか?

擦れて靴擦れが起きそうな個所がないかチェックしましょう。


原因3靴擦れを起こしやすいデザイン

サンダルの形状や素材も、靴擦れに関係します。
足の裏が触れる靴底(インソール)が滑りやすいサンダルは、靴擦れにつながりやすくなります。
また、足とサンダルの間に余分な隙間が多いデザインは、摩擦が生じ、靴擦れを起こしやすいです。スポーツサンダルのように、ベルトを調節して足とサンダルをしっかりフィットさせることができるデザインは、靴擦れも起こりにくくなります。
靴のフィッティングイメージ


足にやさしいサンダルの見つけ方


解決アイデア1足当たりがやさしい素材を選ぶ

柔らかく、足にやさしい素材の靴を選びましょう。


解決アイデア2靴下を履く

素足ではなく、靴下を履くことで、肌に直接当たらないようにします。
お気に入りのサンダルで靴擦れしてしまっても、靴下をあわせることで、履けるようになるかも知れません。

靴下合わせのポイントはこちら

インソールイメージ



解決アイデア3フィット感を高める素材を選ぶ

足とサンダルの隙間が生まれないようにすることで、靴擦れが起こりにくくなります。
足に合わせて伸縮するゴムストラップサンダルは、どんな足でもしっかりと足と靴をホールドしてくれるのでおすすめです。


解決アイデア4サイズ感を調節できるデザインを選ぶ

むくみなどの足のコンディションや、お好みのフィット感に合わせて、紐やテープで手軽にサイズ調整できるサンダルは1足持っていると重宝します。


解決アイデア5ホールド感のあるデザインを選ぶ

伸縮性や調整機能がない場合も、広く足を覆うデザインや、ストラップ付きを選ぶことで、足がサンダルのなかで泳いだり前すべりしたりしにくくなります


解決アイデア6サイズ調整グッズを活用する

サイズ調整グッズを使って、足に合った理想の状態に近づけましょう。
ジェルインソールなどを使って、靴底のグリップ力を高めるのもおすすめです。

インソールの正しい入れ方



インソールは足指の付け根の下に入れてください。

サイズ感が緩い場合

インソールを入れてもサイズ感がまだ少し緩いなと感じたら、インソールをつま先側に2~3mm程ずらしてみてください。
若干ではありますが、すき間を埋めてくれます。

サイズ感がきつい場合

インソールを入れてサイズ感が少しきついなと感じたら、インソールをかかと側に2~3mm程ずらしてみてください。
若干ではありますが、履き口のキツイ感じが解消されます。



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